トイレのレバーで流したら水が止まらない原因は？レバーの仕組みや応急処置とレバーの修理方法を徹底解説
| この記事をまとめると？ |
トイレの水洗は、レバー、フロートバルブ、ボールタップ、浮き球など複数の部品が連動して機能しており、レバーの異常や部品の劣化・不具合が主な原因で水が止まらなくなることが多いです。応急処置としては止水栓を閉めて水を止め、タンク内の部品状態を確認することが大切です。レバーやフロートバルブ、ボールタップなどの部品は自分で交換修理も可能ですが、作業が難しい・再発する場合は専門業者への依頼が推奨されます。業者選びでは見積もりの内訳や信頼性、料金の明確さを重視し、複数社で比較することが重要とされています。 |
トイレのレバーを流した時に水が止まらないトラブルが発生すると、焦りと不安でいっぱいになりますね。特に夜間や休日に起こると、誰に相談すれば良いのかも分からず、困ってしまうことでしょう。この問題に直面したとき、すぐに業者を呼ぶべきか、自分で何とかできるのか悩むものです。
この記事では、トイレの水が止まらない原因とその対処法を詳しく解説します。また、応急処置の方法や具体的な修理手順もわかりやすく説明していますので、自分で修理に挑戦することが可能です。この記事を参考にして、トイレの水が止まらない問題に対する不安を解消し、安心して対処できるようにしましょう。
まずは、トイレの異音・水位低下・逆流・レバー不調を完全解説！で全体像を把握しておくと、万が一の時にも落ち着いて対処できるので、先に目を通しておくことをおすすめします。それでは、一緒にこのトラブルを乗り越えていきましょう。
目次
トイレのレバーの仕組み
レバーを引くと水が流れる、日頃行っている何気ない行動の具体的な仕組みを見てみましょう。
トイレレバーと水洗の仕組み
- レバーの操作
トイレタンクの外側に付いているレバーを回す、または押し下げることで、タンク内の仕組みが動き始めます。 - 鎖（チェーン）が引っ張られる
レバーの内側には鎖（チェーン）がつながっており、レバーを動かすとこの鎖が引っ張られます。 - フロートバルブ（ゴムフロート）が持ち上がる
鎖の先端はフロートバルブ（ゴムフロート）に繋がっており、鎖が引かれることでフロートバルブが持ち上がり、タンク内の水が一気に便器へ流れ出します。 - 水位が下がると浮き球が下がる
水が流れるとタンク内の水位が下がり、それに連動して浮き球（ボールタップに付いている浮き）が下がります。 - ボールタップが開いて給水が始まる
浮き球が下がることでボールタップが開き、新しい水がタンク内に補給されます。
フロートバルブが閉じて水が溜まる
水が流れ終わるとフロートバルブが自重で元の位置に戻り、排水口を塞ぎます。タンク内の水位が十分になると浮き球が上がり、ボールタップが閉じて給水が止まります。
トイレレバーの種類
水の流れる仕組みは、どのレバータイプでも基本的に同じです。レバータイプにはそれぞれメリットや注意点があります。
レバーハンドル型
タンクの側面や正面に取り付けられている棒状のハンドルを回す、または押し下げることで水を流す最も一般的なタイプです。「大」「小」洗浄の切り替えをレバーを押す方向によって切り替えるタイプもあります。
メリット：直感的な操作ができ、電源不要なので停電時でも問題なく使えます。
ボタン式
タンクの上部や壁面に設置された押しボタンで水を流すタイプです。大小2つのボタンが付いているものも多く、用途に応じて水量を選べます。
メリット：操作が簡単で、小さなお子様や高齢者でも扱いやすい水洗です。
タッチレス（センサー）式
手をかざす、または立ち上がると自動で水が流れる最新型のトイレです。センサーが人の動きを感知して自動的に洗浄します。
メリット：レバーやボタンに触れる必要がなく衛生的。公共施設・最新住宅での採用が増えています。
注意点：電気を使うため、停電時やセンサー故障時に備えて非常用の手動レバーやボタンが用意されている場合もあります。日常的にセンサー部分の清掃も必要です。
トイレのレバーで流したら水が止まらない原因は？
トイレのレバーで流した時に、水が止まらない原因は以下があります。
- レバーの異常や故障
- ボールタップの故障や不具合
- 浮き球の不具合
それぞれの原因の詳細を解説します。
レバーの異常や故障
トイレのレバーが戻らない原因の一つに、レバー自体の異常や故障があります。レバーは頻繁に使用されるため、内部の部品が摩耗しやすく、長期間使用すると劣化して動きが悪くなることがあります。
特に、プラスチック製のレバーは金属製のものに比べて耐久性が低いため、破損しやすいです。レバーの異常が原因で水が止まらない場合、レバーを交換することが効果的です。
ボールタップの故障や不具合
ボールタップはトイレタンク内の水位を調整する重要な部品です。この部品が故障すると、タンク内の水が適切に制御されず、水が止まらなくなることがあります。
ボールタップの劣化や汚れの蓄積が原因で、正常に作動しなくなることがあります。定期的にボールタップを点検し、異常が見つかった場合は修理や交換することが必要です。
浮き球の不具合
浮き球はタンク内の水位を感知し、ボールタップと連動して水の流れを制御します。浮き球が正しく動作しない場合、タンク内の水位が異常になり、水が止まらなくなることがあります。浮き球が汚れている、または破損している場合は、清掃や交換を行うことで問題を解決できます。
レバーが戻らずトイレの水が止まらない場合の対処法は？
トイレのレバーが戻らず、水が止まらなくなった場合の対処法を詳しく解説します。
レバーの調整
トイレのレバーが戻らず水が止まらない場合、最初に試すべき方法はレバーの調整です。レバーの動きが鈍い、または戻らない原因として、接続部分の緩みや摩耗が考えられます。この問題を解決するためには、まずトイレタンクのふたを慎重に取り外し、レバーとタンク内の接続部分を確認します。
レバーを取り外すためには、内側のナットを緩める必要があります。このナットは通常、逆ネジになっているため、反時計回りに回すと緩められます。
レバーの取り外しが完了したら、レバーの接続部分や周囲に溜まった汚れを歯ブラシや柔らかい布を使って丁寧に取り除きます。清掃が終わったら、レバーを元の位置に戻し、ナットをしっかりと締め直します。最後に、レバーの動きを確認し、正常に戻るかどうかを確認しましょう。
ボールタップの修理・交換
ボールタップはトイレタンク内の水位を調整する重要な部品です。ボールタップが正常に機能しない場合は、修理または交換が必要です。まず、トイレタンクの水を止めるために、止水栓を時計回りに回して完全に閉じます。
次に、タンク内のボールタップを確認し、汚れやカルキの蓄積がないかチェックします。ボールタップが汚れている場合は、柔らかい布やブラシで清掃を行います。清掃しても問題が解決しない場合は、以下の手順でボールタップを交換する必要があります。
- 古いボールタップを取り外す：逆ネジで固定されている部分を反時計回りに回して取り外します。
- 新しいボールタップを取り付ける
- 適切な水位に調整する
- 水栓を再度開けてタンクに水を入れる
- 水位が標準の線に達するか確認する
浮き球の修理・交換
浮き球はタンク内の水位を感知し、ボールタップと連動して水の流れを制御します。浮き球の不具合が原因で水が止まらない場合は、修理または交換を行う必要があります。まず、タンク内の浮き球を確認し、正しく動作しているかチェックします。
浮き球が引っかかっている場合は、手で軽く動かしてみてください。浮き球が汚れている場合は、清掃を行います。汚れが取れない場合は、浮き球自体を以下の手順で交換する必要があります。
- タンクのふたを開ける
- 浮き球を取り外す
- ボールタップとの連結部分を確認し、適切に接続されているか確認
- 新しいボールタップに交換する
- 浮き球が正常に動作するか確認する
- 水位が適切に制御されるかをチェック
レバーが戻らずトイレの水が止まらない場合の応急処置
突然トイレの水が止まらない状況に直面した際の応急処置について詳しく説明します。
水を止める
トイレの水が止まらない場合、まず最初に行うべきことは水を止めることです。トイレの止水栓を時計回りに回して完全に閉じ、水の供給を止めます。これにより、タンク内の水の流れを一時的に止めることができます。
その後、タンク内に残っている水を流すために、トイレを一度流します。これでタンク内の水をほぼ全て排出することができます。
タンクのふたを開ける
タンクのふたを開けて、タンク内の部品に異常がないか、目視で確認することが大切です。特に、レバーやボールタップ、浮き球の状態をチェックします。以下のポイントを確認しましょう。
- タンク内の部品が正しく配置されているか
- レバーが正常に動くか
- ボールタップが適切に動作するか
- 浮き球がスムーズに上下するか
異常が見つかった場合は、その部品を調整または交換します。
タンク内の水位が標準の線よりも高い場合
タンク内の水位が標準よりも高い場合、以下の調整や交換が必要です。
- ボールタップの水位調整
- パッキンの交換
- 浮き球の交換
ボールタップの高さを調整することで水位を下げることができます。ボールタップの調整ねじを回して、水位が標準の線に達するように調整します。それでも改善しない場合は、ボールタップ自体やパッキンが劣化している可能性があるため、これらの部品を交換します。
古いボールタップやパッキンを取り外し、新しいものに交換します。浮き球が正しく動作しない場合も、浮き球を新しいものに交換します。交換後、正常に動作し、水位が適切に制御されるか確認します。
タンク内の水位が標準よりも低い場合
タンク内の水位が標準よりも低い場合、以下を確認しましょう。
- フロートバルブ（排水弁）が劣化していないか
- 水栓レバーとつなぐ鎖が絡まっていないか
フロートバルブ（排水弁）の劣化を確認します。フロートバルブが劣化していると、適切に閉まらず、水が止まらない原因となります。
フロートバルブの状態を確認し、劣化している場合は交換します。また、水栓レバーとつながる鎖が絡まっている場合も、レバーの動きを妨げる原因となりますので、鎖を解いて正しい位置に戻し、レバーが正常に動くか確認します。
トイレのレバーを修理するための手順
トイレのレバーを修理する際は、以下の手順で行いましょう。
- 必要な道具を揃える
- タンクの中の水を全部抜く
- レバーの取り外し
- 新しいレバーの取り付け
- レバーと水量の確認
それぞれの手順の詳細を説明します。
必要な道具の準備
トイレのレバーを修理するためには、以下の道具を準備する必要があります。
- プライヤー：レバーのナットを緩めたり締めたりするために必要です。
- スクリュードライバー：タンク内の部品を調整するために使用します。
- 交換用のレバーセット：レバーが破損している場合、新しいレバーセットを用意します。
- タオルや布：作業中に水がこぼれる場合に備えて、タオルや布を用意します。
これらの道具は、ホームセンターやオンラインショップで簡単に手に入れることができます。
タンクの中の水を全部抜く
修理作業を開始する前に、タンク内の水を全部抜く必要があります。まず、止水栓を閉め、水が入ってこないようにしましょう。
その後、トイレを流して、タンク内の水をできるだけ排出します。このとき、タンク内の水が完全に排出されない場合は、スポンジやバケツを使って残りの水を取り除くことができます。
レバーの取り外し
古いレバーを取り外すためには、まずタンクのふたを慎重に取り外します。タンクのふたは重いため、落とさないように注意しましょう。
ふたを取り外したら、レバーの内側にあるナットをプライヤーで反時計回りに回して緩めます。このナットは、レバーを固定している重要な部品です。
ナットが緩んだら、レバーを慎重に取り外します。このとき、レバーの取り付け位置や周囲の部品の状態を確認しておくと、新しいレバーを取り付ける際に役立ちます。また、部品を再利用する場合は、清掃してきれいにしておきましょう。
新しいレバーの取り付け
新しいレバーを取り付ける際には、まず新しいレバーをタンクの穴に通します。このとき、レバーがタンク内の他の部品に干渉しないように注意してください。
次に、ナットをプライヤーで時計回りに回して締め、レバーをしっかりと固定します。この際、ナットを過度に締め付けないように注意しましょう。過度な締め付けは、レバーやタンクの破損につながる可能性があります。
レバーを固定した後、レバーの位置を調整します。レバーがスムーズに動き、正常に機能するか確認します。レバーの位置を微調整することで、適切な操作感を得ることができます。
レバーと水量の確認
修理が完了したら、確認作業を行います。まず、止水栓を反時計回りに回して開け、タンクに水を再度入れ、タンクに水が満たされるまで待ちます。
次に、レバーを動かして正常に動作するか確認します。レバーを引いて水が適切に流れるか、レバーを戻して水がしっかりと止まるかをチェックします。
また、水位が標準の位置に達しているか確認し、必要に応じて水位を調整します。レバーの動きに問題がないことを確認し、修理作業が成功したかどうかを最終確認します。レバーの動きがスムーズで、水が適切に流れ、止まることを確認できれば、修理は完了です。
トイレレバーの故障を防ぐ日常点検
トイレレバーの故障や水漏れを可能な限り防ぎ、さらに異常があったときに早期発見するためには、日常的な点検がとても重要です。
レバーの操作感の確認
トイレを使用して、トイレのレバーを動かすときは、軽すぎる、重すぎる、引っかかる、ガタつくといった違和感がないかを意識する習慣を持つことは、異常の早期発見に役立ちます。いつもと違う感覚があるときは、内部部品になにか起きているかもしれません。
タンク内の部品の状態を確認
月に一度程度はトイレタンクの蓋を開いて、レバーとフロートバルブを繋いでいるチェーンの状態をチェックすると安心です。張りすぎ、たるみ過ぎ、絡まりがないかがチェックポイントです。ゴムフロートや浮き球が劣化していないか、ヒビが入っていないかも同時に確認しましょう。
年に一度はナット部分が緩んでいないか確かめる習慣をもつことも急な水漏れの予防に効果的です。
専門業者を呼ぶポイント
専門の業者に依頼するタイミングや選び方を詳しく解説します。
業者を呼ぶタイミング
業者に依頼するタイミングは、以下があります。
- 修理が困難：自分で対処できない複雑な故障や修理が必要な場合
- 再発する：修理を行っても問題が再発する場合
- 水漏れがひどい：タンク外に水が漏れるなど、重大なトラブルが発生している場合
このような場合は、無理に自分で修理しようとするのではなく、業者に依頼することをおすすめします。
修理業者の選び方
修理業者を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。まず、信頼性のある業者を選ぶために、口コミやレビューを参考にします。評判の良い業者は、確実な修理を行ってくれる可能性が高いです。
また、料金が明確に提示されている業者を選ぶことも重要です。見積もりを依頼し、費用を事前に確認することで、後から予想外の追加費用が発生するのを防ぐことができます。
さらに、対応の迅速さも考慮しましょう。緊急時には迅速に対応してくれる業者を選ぶことで、トラブルを早期に解決できます。対応時間やサポート体制を確認して、信頼できる業者を選びましょう。
見積もりの依頼と修理費用相場
トイレのレバーが原因で水が止まらないなどのトラブルが起きた際、専門業者に依頼する際に必須となるのが見積もりです。いくら程度お金がかかるのか、追加費用にはどのような物があるのか、工事や修理の日程はどうなるのかなどを知るための大切な手順です。
トイレレバーとタンク内部品の修理費用相場
トイレ修理の費用は依頼内容や部品の交換範囲によって異なりますが、相場は概ね以下の通りです。
- レバー交換：おおよそ10,000円～20,000円
- 玉鎖・チェーンの交換：おおよそ10,000円～15,000円
- フロートバルブ（ゴムフロート）の交換：おおよそ10,000円～20,000円
- ボールタップの交換：おおよそ15,000円～25,000円
- オーバーフロー管の交換：おおよそ20,000円～30,000円
金額は地域や業者によって異なります。上記は一例です。
見積もりを依頼する際に気をつけたいこと
修理を依頼する際は、必ず複数の業者から見積もりを取り、費用や作業内容を比較しましょう。見積もりの内訳（部品代・作業費・出張費など）が明確かどうか、不明な点は遠慮せず質問することが大切です。
見積もりを依頼する際に気をつけたいことは以下です。
- 複数の業者から相見積もりを取る
修理費用は業者ごとに異なるため、必ず2～3社以上から見積もりを取り、内容と金額を比較しましょう。
- 見積もりの内訳を確認する
「部品代」「作業費」「出張費」など、見積もりの内訳が明確になっているかをチェックします。不明瞭な項目があれば、必ず質問して納得できるまで確認しましょう。 - 追加費用の有無を事前に確認する
作業後に「追加で部品交換が必要」などと請求されるケースもあります。追加費用が発生する場合の条件や上限を、事前に必ず確認しておくと安心です。 - 不要な追加工事はきっぱり断る
業者によっては不要な工事を提案されることもあります。納得できない工事や説明が不十分な場合は、はっきり断ることが大切です。
水道局指定工事店や実績のある業者を選ぶ
信頼できる業者を選ぶことで、トラブルや不当な請求を避けやすくなります。口コミや実績、資格の有無も参考にしましょう。
まとめ
トイレのレバーが戻らず水が止まらないトラブルは、多くの方にとって厄介な問題ですが、その仕組みと原因、対処法を理解していれば落ち着いて対応できます。トイレの水洗は、レバー、フロートバルブ、ボールタップ、浮き球など複数の部品が連動して動作しており、これらの部品の劣化や不具合、特にレバーの異常が水が止まらなくなる主な要因です。
本記事では、こうしたトラブルの原因ごとに具体的な修理方法を解説し、応急処置としてはまず止水栓を閉めて水を止め、タンク内の部品の状態を確認することが大切であると説明しました。レバーやフロートバルブ、ボールタップなどの部品は自分で修理・交換も可能ですが、作業が難しい場合や修理しても再発する場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
業者選びの際には、見積もりの内訳や料金の明確さ、信頼性をしっかり確認し、複数社を比較することが重要です。正しい知識と適切な対応で、トイレのトラブルを早期に解決し、快適なトイレ環境を維持しましょう。
よくある質問
トイレのレバーが戻らず水が止まらない原因は何ですか？
トイレのレバーが戻らず水が止まらない原因としては、レバー自体の異常や故障、ボールタップの不具合、浮き球の問題などが考えられます。レバーの摩耗や破損、接続部分の緩み、ボールタップの劣化や汚れ、浮き球の位置ずれや破損が原因となることが多いです。
トイレのレバーが戻らず水が止まらない場合、どのような対処法がありますか？
まず、レバーの調整を試みましょう。次に、ボールタップや浮き球の状態を確認し、必要に応じて清掃や交換を行います。それでも解決しない場合は、専門の修理業者に依頼することを検討してください。
自分でトイレのレバーを修理する際に必要な道具は何ですか？
プライヤー、スクリュードライバー、交換用のレバーセット、タオルや布が必要です。これらの道具を使って、タンク内の部品を調整したり、交換作業を行います。準備を整えた上で、タンク内の水を抜き、古いレバーを取り外し、新しいレバーを取り付けます。
トイレのレバーで水が止まらなくなる主な原因は何ですか？
トイレの水洗は、レバー、フロートバルブ、ボールタップ、浮き球など複数の部品が連動して機能しています。これらの部品の劣化や不具合、特にレバーの異常が原因で水が止まらなくなることが多いです。
トイレの水が止まらなくなった場合、まず何をすればいいですか？
まずは応急処置として止水栓を閉めて水の供給を止めましょう。その上で、タンク内の部品状態を確認し、どの部品に異常があるかをチェックすることが大切です。
自分で修理できるのはどのような場合ですか？
レバーやフロートバルブ、ボールタップなどの部品の交換や調整は、ご自身でも修理が可能な場合があります。ただし、作業が難しい・分からない場合や、修理しても再発する場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。
修理業者を選ぶ際のポイントは何ですか？
第一は、水道局指定工事店であるかどうかです。そのうえで、見積もりの内訳が明確であること、料金体系がはっきりしていること、信頼性が高いことが重要です。複数社で見積もりを比較し、納得できる業者を選びましょう。